肝硬変の食事療法

肝硬変の食事療法

肝硬変の患者に対しては、食事療法が採用されることになります。
肝硬変の食事療法の基本になるのは、良質なタンパク質や適正カロリーを摂ることです。
なお、代償期と非代償期の肝硬変で、食事療法の内容は異なります。
まずは代償期の食事療法に関してですが、エネルギーは25~35kcal/kg/日を摂ることが大事で、タンパク質は1.0~1.2 g/kg摂ることが大事だと言われています。
次に非代償期の食事療法に関してですが、食事摂取不良による低栄養、1~2度の肝性昏睡、3~4度の肝性昏睡で異なります。
食事摂取不良による低栄養の場合、エネルギーは35~40 kcal/kg/日、タンパク質は1.5 g/kg/日を摂るようにします。
1~2度の肝性昏睡の場合、エネルギーは25~35 kcal/kg/日、一時的にタンパク質を0.5 g/kg/日として、段々に1.0~1.5 g/kg/日を補うことにします。
3~4度の肝性昏睡の場合、エネルギーは25~35 kcal/kg/日、タンパク質は0.5~1.2g/kg/日を摂り、BCAA高含有アミノ酸輸液の投与を行う形になります。
塩分の摂取量に関しては、代償期の場合は7g以下/日に制限し、非代償期の場合は非代償期では5g以下/日にコントロールします。
水分の摂取量に関しては、血清Na値が130mEq/l以下の場合には、水分摂取量を1日1L以下にとどめることになります。
アルコールの摂取に関しては、してはいけないということになります。
食道静脈瘤や消化性潰瘍を引き起こしている人は、アルコールの摂取は厳禁ということになります。
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